キャンベルR.ハーベイ氏による2018年の仮想通貨見通し
大学経営・財務教授であり、マサチューセッツ州ケンブリッジの国立経済研究所の研究員の キャンベルR.ハーベイ氏による2018年の仮想通貨見通しに関する記事です。
・最近、アップルペイ等の新しい決済方式が登場し、利便性を高めているが、それでも3%もの手数料負担がのしかかっており、既存の金融システムの延長線上にある高コストの仕組だとしています。
・確かに現在のビットコインは投機的色彩が強く、バブルが崩壊する可能性はあるが、それでもITバブルの時のように全てがゼロになるわけではなく、相場は長期視点の投資によって適正水準にまで必ず回復するだろう、としています。
・ICOによる様々なコインが乱立した2017年に対し、2018年は選別色が強まるだろう、としています。特にビットコインの牙城とリップルやイーサリアム等、革新ビジネスとの親和性が高い主要通貨との覇権争いが勃興するだろうとされています。
・最後には、法定通貨の仮想通貨への参入についても触れられています。既存の仮想通貨に対する最大の競合セクターになる可能性があると指摘しています。
個人的にはやはり法定通貨の仮想通貨版が、仮想通貨全体に対してどのような影響を及ぼすのかが気がかりですね。既存の主要通貨と相互発展してくれるのが零細投資家の切実な思いなわけですがｗ。ただいずれにしても中銀の動きはタイムラグがありますから、民間技術の革新が先行する余地は大きいんじゃないかと思いますね。取敢えず波に乗りましょう！
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