案五四三(1543/And-Go-Sea-Sun/アンゴーシサン/暗号資産)

一コマ漫画風にした時事ネタです(produced by 横井宏英)

保育所の有資格者配置規制は保育セクターにおける最も不合理な参入障壁の1つ。徹底緩和が必要です。【長尺】

f:id:yokoihir:20180616122932j:plain

 誰もが自分の子供を基本的に育てられるのに、他人の子供を預かることになるだけで、ガチガチの教育を組み込んでいる時点で過剰規制とすぐ分るはずですが。

預かるにあたって最低限の医療的な対応や知識を身に付けるのが必要というのは分ります。でも自分の子供はみんなさらの状態でやってるわけですよ。それからすれば、どの程度の知識を上乗せしなければならないかは、就職後の研修やOJTで行けない理由がありません。そんなことをやっていれば保育士が足りなくなるのは当たり前じゃないですかw。

例えば生命保険を売るには業界試験をクリアしなければなりませんが、大学の専門課程は問われません。保育士が他の様々な仕事に比べてよりハードな教育が必要ということは有り得ませんからね。

 

後、保育産業の既得権益の死守姿勢と、ロビイングされている政治・行政の無策もひどいもんです。問題視すべきは市場開放されていないので、一般株式企業が少ししか参入してないことですよ。

一般的な社会福祉法人が運営する保育所は多額の公費を食いつぶすため、現在のビジネスモデルは完全に失敗の構造ですが、その改革にメスを入れてません。税金が大赤字になると分っている保育所の増設に市民の同意が得られるわけないんですよ。庶民の財布から更に税金を奪い取るのではなく、普通の産業セクターと同じように、民間が参入し易い環境を整えるのが最優先です。

関連記事;