コインチェック:NEMを1月26日27日の加重平均円換算で補償方針
1月28日未明にコインチェック(CC)から不正詐取されたNEMについて、以下補償方針がプレスリリースされました。皆さん、良かったですね!
総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間 : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)
補償金額 : 88.549円×保有数
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。
しかし、この決定の速さは素晴らしい。流石にもう少し掛かると思ってました。全額補償についてはSNS界隈では驚きの声も出ていますが、それだけ取引所がぼろ儲けでキャッシュリッチだということでしょう。CCの従業員数はたった71人ですし、システム投資も銀行等より遥かに少ないとの指摘があります。利益体質を普通の企業と同列に考えることはできないと思います。
ただかといって、もっと小さい取引所だったらあっけなく全資産がお釈迦になることも有り得るかなと。後は事件が公になって急落した26日から27日のNEMの平均価格なので88円と、2割程度のディスカウント価格になってしまってますね。
これに安堵したのか、仮想通貨は急反発ですw。オールグリーン!。一転して息を吹き返した投資家も多数でしょう。
参考ですが、NEM財団役員の記事にあるように、NEMはカタパルトと呼ばれる強力なバージョンアップ等も控えており、長期的には有望な銘柄と見られています。頑張って欲しいですね!w。
次期の「カタパルト」実装で取引所がハッキングされプライベートキーが露出してもファンドが盗まれないようになる。
NEMでは取引所のハッキングが問題であることを認識していてそれを解決する手段をカタパルト実装で解決するつもり。
『次期の「カタパルト」実装で取引所がハッキングされプライベートキーが露出してもファンドが盗まれないようになる』‼️
— トレスト(C-) (@TrendStream) 2018年1月27日
良記事、否定ばかりのコミュニティ圏外の声より、やはり中の人の話を聞くといいすね。やっぱ #NEM いい!ってなる。https://t.co/LUHSGGq9Tw