アラフォー・アラフィフ中年独身男女を救え!Save Around-40&50 Middle-aged Singles!

あらゆる情報を独自視点で解釈し着想に繋げることを目指します(produced by 横井宏英)。

アラフォーアラフィフ独身中年男女を襲う六重苦。声の弱いマイノリティとされ、利益の代弁者は少ない。【長尺】

f:id:yokoihir:20180603002458j:plain

ますます苦境に立たされるアラフォーアラフィフ中年独身を襲う問題を六重苦として整理してみました。又、試しにインパクトの水準を0.0~5.0までの0.5刻みでざっくり評価してみました。

1.消費増税所得税制改革(給与所得控除縮小等)

【アラフォーアラフィフ中年独身インパクト指数(以下、インパクト):3.5】

中年独身は家族からの無形のサービスを受けられるルートが少ない分、料理や移動等において外部のサービス利用機会が相対的に多いので、消費増税の影響度合いが大きいです。又、給与所得控除の縮小は、中高所得でも子育て世帯は除外されており、中高所得の独身が狙い撃ちされています。

2.年金支給開始年齢引上げ等の年金カット/医療・介護自己負担割合引上げ

インパクト:3.5】

上記と重なりますが、中年独身が将来高齢になった場合、配偶者や子の有形無形の支援が受けられる場合に比べて支出やサービス利用機会が必然的に多くなることが見込まれますので、年金削減や自己負担割合引上げのダメージは大です。又、団塊の世代後期高齢者に突入した後、年金財政が厳しくなり、年金削減改革が加速して就職氷河期世代を直撃する可能性も高いです。

3.介護改革(在宅型サービスへのシフト、地域包括ケア)

インパクト:3.5】

政府はコストが掛かる特別養護老人ホーム等の入所型サービスから、訪問介護等の在宅型サービスに介護政策をシフトしようとしています。しかし介護は家族でもかなりの負担であるところ、独身の場合に在宅に放り出されれば非常に困難な状況に立たされるのは必至です。

4.民間企業の給与改革/新卒一括採用の維持

インパクト:3.5】

民間企業の給与改革では、賃上げを若手に厚くしたり、子育てに関連する手当を拡充したりする動きがあり、恩恵を受けない中年独身は完全に割を食います。又、人材の流動化が提言されても新卒一括採用の文化が簡単に変わる気配はなく、非正規等に流れた就職氷河期しわ寄せ組等において格差の構造的な固定化が続きます。

5.子育て支援政策/教育無償化政策

インパクト:5.0】

これは直感的に分ると思いますが、児童手当、保育所の爆増、教育無償化には想像を絶する莫大な公費が掛かりますが、独身中高年にとっての恩恵は圧倒的に低いです保育所は企業参入があるように思われるかも知れませんが、9割以上が自治体や社会福祉法人の運営で多額の税財源が流れ込んでいます(都合が悪いのか余り周知されてませんw)。

6.孤独問題・結婚格差の放置/選挙年齢引下げ

インパクト:4.0】

結婚や孤独回避においては、本人の素質により左右される要素が多いにも拘らず、100%自己責任の問題であるかのように無視されている状態です。

又、現在の社会保障制度の欠陥により、国の財源が世代によるパイの奪い合いになっています(再分配機能が弱く、応能負担になっていないため)。この状況下で選挙年齢引下げが行われれば、ただでさえ薄い中年独身の政治力が相対的に弱体化します。また平均余命によって票の重みに差をつけたり、未成年の子供に選挙権を発生させて親が代行したりする方式が議論される可能性があり、警戒が必要です(もし実現するようなことになれば中年独身の政治力は真っ逆さまに降下しますw)。

 

関連記事;