アラフォー・アラフィフ中年独身男女を救え!Save Around-40&50 Middle-aged Singles!

あらゆる情報を独自視点で解釈し着想に繋げることを目指します(produced by 横井宏英)。

iRONNA「日本の少子化対策はここが間違っている」はここが間違っている【長尺】

 

現在の社会保障政策に対して問題提起するiRONNAの記事です。少子化対策のためのバラマキを批判する点だけは同意できますが、家族に依存させる社会システムが良いという方向性は誤りとしか思えないですね。

 

1.記事の論旨と問題点

記事中では、「社会福祉の充実で多様な生き方が可能になったから、単身世帯が増えている」という因果関係を提示し、「社会福祉をカットし、家族の繋がりによって図られる相互支援をベースにした自助努力を促す社会にすれば、人々は結婚して家族を作り、社会保障費の圧縮と少子化解消になる」という論旨になっています。

 

しかし、家族を形成する能力こそ、経済力や素質によって大きく左右され、平等とは程遠いものです。仮にそのまま自由競争をさせれば、エリート層が大家族を作って繁栄する一方、低中所得のモテない層は孤立した零細家族や独身世帯として捨て去られるでしょう。つまりこれは鮮明な格差拡大路線なのです。

2.社会の本来あるべき姿

よってあるべき社会の在り方はこれと真逆で、誰も家族という枠を超えて助け合う性質を高度に高めた社会です。経済面での再分配機能の強化は基本中の基本ですが、それに留まらず人との繋がりにおいても、「家族は支えるが家族以外の他人は知らない」というのではなく、誰もが困っている人を助け、互いに支え合う状態に繋がる教育や仕組作りが求められます。そうすれば、格差解消だけでなく人的な面でも孤独な状態がなくなって柔軟な人間関係基盤が作られ、人々がポテンシャルを発揮し易くなるはずです。

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